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舘ひろし「ゼクシィ」で巻頭グラビア「僕みたいな年寄りになぜ」も舘流ダンディズムを披露

日刊スポーツ 2024年12月20日 18時38分

俳優舘ひろし(74)が結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート)2月号(23日発売)で、巻頭グラビアを飾ることが20日、明らかになった。

同誌では「結婚式って自由なんだ!」のメッセージを伝える連載企画を掲載中。2月号では、舘が考える理想の結婚式を実現する。

テーマは「英国文化を尊ぶ映画のようなリバイバルウエディング」。幼いころから触れることの多かったという英国文化をとり入れ、洗練された美しさの中に親近感のある演出を交えた、映画のワンシーンのような結婚式を形にした。

英国文化に興味を持ったきっかけは祖父だという。「僕のじいさんはシュッとしていて、突然スリーピースを着て『菊を見に行く』と言って出かけるような人だった」と紹介した。

細部までこだわり「装花は白。結婚式は新婦が花だから、それ以外に目立つ花はいらない」とし、「生演奏はロックバンド。かしこまりがちな場だからこそ、押しつけがましくない楽しさを」とした。

ポイントは「もてなされる人の気持ちになってもてなす」。その言葉通り、これまでの経験から紡がれた、舘流の気遣いがあふれた演出となっている。

現場にはグレーのバスローブで登場。衣装の多くが私物で、「ネクタイは30年前くらいに買って、自分の結婚式でも使ったもの。オーダーのモーニングコートは背中に綿を詰めて、体に合うようにしている。ベストを着るときは懐中時計を持つようにしていて、これもおやじの形見だね」と話した。

オファーを受けた舘は「僕みたいな年寄りになぜ」と笑った。撮影後のインタビューでは格好よくいられる秘訣(ひけつ)について「僕も格好よくいられているわけではない。ただ、『紳士であること』が舘家のモットーで、僕は『紳士は自己犠牲』だと考えています」。

また「あとは余裕を持つことは大事ですよね。僕?僕はいつもいっぱいいっぱいで、余裕はありません」と笑みを浮かべるなどしゃれっ気たっぷりな回答の中に、舘流ダンディズムのヒントがちりばめられている。

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