7月の東京都知事選に立候補した立憲民主党前参院議員の蓮舫氏(57)は21日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、選択的夫婦別姓をめぐり自民党の高市早苗・前経済安保相(63)の立場について、私見をつづった。
20日に高市氏ら自民党の有志議員が集まって開かれた会合で、選択的夫婦別姓の導入に反対する意見が相次いだと報じたネットニュースに、「いまだに反対する議員がいるのですね」と記したサイボウズ社長青野慶久氏の投稿を引用し、「高市さんご自身も旧姓使用で政治家をされているのにね」と指摘した。
その上で「『選択』できる自由を国民に。与党少数だからこそ実現したいです」と、思いをつづった。
高市氏は今年9月の自民党総裁選で、選択的夫婦別姓への対応について、旧姓の通称使用拡大が実現すれば「結婚で姓が変わることによるほとんどの不便は解消できる」との立場を示した。その上で、自身が過去に自民党内で手掛けながら国会提出が見送られた「婚姻前の氏の通称使用に関する法律案」を、国会に提出したいとの方針を示していた。