弁護士の菊間千乃氏が24日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。ホンダと日産自動車が23日に経営統合の本格的な協議に入ったと発表したことについて、「びっくりしました」と切り出した。
菊間氏は統合の意味について、「それぞれのブランドはそのまま生かし続けるということなので、企業文化も違うでしょうから、そこはうまく開発、生産、販売の部分で一緒にできるところはやっていくということ」とした
両社はそれぞれ別の会社とも手を組んでいる。「ホンダはGMとの共同開発を2023年にやめていて、日産の方もルノーの出資比率が下がっている。これから先、どこと手を組んでいくか。自動運転とか電気自動車EVとかものすごくお金がかかる。トヨタはグループでいろんな会社と一緒に開発している。1社で戦うよりは、重なるところは一緒にやった方がより効率的に戦っていけるということなんでしょう」と分析していた。
両社は2026年8月目途に事業会社の合併ではなくて、共同持ち株会社を作って共同持ち株会社を八策させ、売り上げ30兆、営業利益3兆超を目指す。統合すれば23年の世界販売台数で1123万台のトヨタグループ、923万台のフォルクスワーゲン(VW)グループ(ドイツ)に次ぐ、第3位の会社となる。