「シウマイ弁当」で知られる崎陽軒（本社・横浜市）は25日、公式X（旧ツイッター）を更新し、来年2月1日から、同弁当を含む113商品の値上げに踏み切ることを発表した。駅弁としても根強い人気を持つ「シウマイ弁当」はこれまでの950円から1070円へと、初の1000円台の価格となる。
公式Xは「【価格改定のお知らせ】」と書き出し「日頃より崎陽軒をご愛顧いただき誠にありがとうございます。2025年2月1日（土）から製品価格を改定することをお知らせいたします。引き続き、製品品質とサービスの向上に努めて参りますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます」と投稿した。
公式ホームページでは、「製品の原材料、包装資材、諸経費の高騰が続いております。弊社といたしましては、諸経費の削減、生産性向上による価格維持のための経営努力を続けて参りましたが、原材料価格をはじめとする経費の高騰への対応、ならびに製品の安定供給が難しいと判断し、価格改定を行うことにいたしました。引き続き、製品品質とサービスの向上に努め、企業努力を重ねて参りますので、何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます」と、価格改定の背景について詳細につづった。
値上げは2023年10月以来。「昔ながらのシウマイ 15個入」は660円から700円へ、「炒飯弁当」は980円から1050円へ、それぞれ引き上げられる。
崎陽軒の発表を受け、SNSには「値上げは仕方ないです」「仕方ないですよね 横浜のシンボル的な存在なので応援してます！」「仕方ないこととはいえ、遂に我らがシウマイ御弁当までもが1,000超えてしまうとは」「お願いです。お値段UPは構いません。シウマイ小さくしないで下さい」「シウマイの大きさ、個数は変えないで欲しい」と、ファンからさまざまなコメントが寄せられている。