平野紫耀(27)神宮寺勇太(27)岸優太(29)による3人組グループNumber_i(ナンバーアイ)が26日、さいたまスーパーアリーナでライブツアー「Number_i LIVE TOUR 2024 No.1(ナンバーワン)」最終公演を開催した。同所では24日からの3日間で5公演を行い、全7都市26公演を完走した。
今ツアーでは、9月に発売した1stアルバム「NO・1」の収録曲を中心にパフォーマンスを披露した。オープニングから炎、雷鳴、豪雨と迫力満点の演出で、ステージ奥から3人が歩いて登場。「INZM」、デビュー曲の「GOAT」、「FUJI」とアッパーな曲がセットリスト冒頭に並んだ。25日昼公演では岸が「待ちに待ったクリスマス。皆さんの大事な日なので、記憶と記録に残る公演にできたら」と笑顔を見せ、ソロパートに移った。
バラード曲「i」では3人がリフターに乗り、上階の観客の近くへ。感情を込めて歌い上げ、白い羽が降り注いだ。MCでは最近、3人で食事に行ったことを明かした。平野が「なんだかんだ仕事の話をしちゃうけど、楽しかった。すてきな時間でした」と振り返る。神宮寺が「紫耀がおごってくれました」と明かすと、観客から盛大な拍手が起こった。
本編ラストは平野プロデュースの楽曲「BON」で締めた。切れ味鋭いダンスと重低音を響かせ、爆発音とともにステージから姿を消して強烈な余韻を残した。アンコールでは、サンタ帽のついたカチューシャやトナカイの帽子など、クリスマスらしい装いで再登場。平野が「僕たち3人からiLYs(ファン)に向けて心を込めて歌います」とメッセージを届け、最後に「iLY」を贈った。幸せムードいっぱいのライブは全23曲で幕を下ろした。