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【韓国】性暴力疑いのキリスト教福音宣教会チョン総裁、懲役17年確定 被害者「正義が本当に」

日刊スポーツ 2025年1月10日 8時51分

韓国のキリスト教福音宣教会のチョン・ミョンソク(通称JMS)総裁が9日、準強姦(ごうかん)、準類似強姦(ごうかん)などの疑いで最高裁で懲役17年の刑が確定した。この判決を受け、被害者のメイプル氏が同日、ソウル市内の韓国カンファレンスセンターで「チョン・ミョンソク最高裁宣告関連記者懇談会」で会見を開いた。「長い戦いの末についに答えが出た。正義が本当にあるんだと知ることになった」と感想を述べた。

さらに「(懲役)17年は正直に私が受けた傷、そしてつらかったすべてが補償されるわけではないが、それでも1つ、もう今後は本当に被害者が出てこないことは保障できるので、それだけは良かった」と笑みを見せた。

チョン総裁は、18年2月から21年9月まで、韓国中西部の忠清南道錦山郡の修練院などで計23回にわたり香港国籍のメイプル氏を性暴行するなど、複数の女性信者を相手にした性犯罪の疑いで裁判にかけられていた。

チョン総裁の性暴力事件は、Netflix(ネットフリックス)がドキュメンタリー映画「すべては神のために…裏切られた信仰」を公開するほど、世界的に注目されていた。

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