元NHKのフリーアナウンサー膳場貴子（49）がキャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」（日曜午前8時）は12日の放送で、中居正広（52）が、2023年6月に発生した女性とのトラブルに関する一連の騒動に関する謝罪コメントを発表したニュースを報じた。
この1週間に起きたさまざまな出来事の1つとして、9日の中居のニュースを取り上げた。中居が発表したコメントの内容について、膳場は「週刊誌で女性とのトラブルが報じられ、テレビ番組の休止などが相次いでいた中居正広さん。この日、『お詫び』を題した文書を公表しました」と触れた。
その上で「女性とのトラブルがあったことを認め、『すべて私の至らなさによるもの』と謝罪。一部報道にあるような手を挙げるような暴力は一切なかった、解決に向けて相手の提案に対して、真摯（しんし）に対応してきたつもり、などと説明しています」「また『現在は、示談が成立し解決している。示談の成立により、今後の芸能活動は支障なく続けられることになった』としています」など、中居が発表したコメント内容に沿いながら伝えた。
この後、膳場は「うん…」と小さな声を発した後で、「私たちJNNは、この件について取材を続け、当事者の女性の人権、プライバシーや、示談となっている点などにも十分に配慮した上で、報じるべき事実があれば、お伝えしてまいります」と、画面に向かって訴えた。
この話題への言及を終える際にも、あらためて「取材は続けてまいりたいと思ってます」と述べた。
「取材を続ける」というフレーズは、10日に放送された同局系「Nスタ」（月～金曜午後3時49分）でも、金曜キャスターの同局の日比麻音子アナウンサー（31）が口にしている。
中居をめぐっては、女性との間にトラブルが発生し、約9000万円の解決金を支払って示談した、と一部週刊誌などが報じていた。中居は9日、「お詫び」と題したコメントを発表し、その中で「トラブルがあったことは事実です」「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」と認めた。「このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」ともつづった。