Infoseek 楽天

「示談は当事者間の約束」中居正広コメントめぐり「書かなければよかった」部分を弁護士が指摘

日刊スポーツ 2025年1月12日 11時55分

タレント中山秀征(57)がMCを務める日本テレビ系「シューイチ」(日曜午前7時半)は12日の放送で、中居正広(52)が、2023年6月に発生した女性とのトラブルに関する一連の騒動に関して発表した謝罪コメントの内容に関して、弁護士の見解をまじえながら言及した。

中居をめぐっては、女性との間にトラブルが発生し、約9000万円の解決金を支払って示談した、と一部週刊誌などが報道。中居は9日、「お詫び」と題したコメントを発表し、その中で「トラブルがあったことは事実です」「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です」と認めた。「このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」ともつづった。

番組では、「今週知っておきたいNEWS5」の中で中居のコメント内容に触れ、「守秘義務」の内容や、守秘義務とされた内容が今回、明らかになった背景などに関して、コメンテーターの森詩絵里弁護士が分析、解説した。

一方、中山は「当人同士の間では、中居さんが発表しているように『芸能活動に支障はない』んだということが言われていますが、これに関してはまた、いろんな波紋を呼んでおりますけれど。この一文なんですよね」と述べ、「今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」とした記載に関する見解を、森弁護士に求めた。

森弁護士は「そうなんです。これを書かなければ良かったのかもしれないですけれど」とした上で「あくまで、示談というのは当事者間の約束ですから、当事者間は拘束されるにせよ、第三者であるテレビ局とか、テレビ局のスポンサー、視聴者を何も拘束するものではない」と指摘。「外部の人がどういう評価をするか、中居さんはテレビに出る人間と評価するかどうかというのは、示談書とはまたちょっと違うレベル感になりますので、それで波紋を呼んでいるんだと思います」と分析した。

この記事の関連ニュース