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【王将戦】永瀬拓矢九段が47手目封じて初日終了 藤井聡太王将は時間使いながら手を考える展開

日刊スポーツ 2025年1月12日 18時58分

藤井聡太王将(22)が4連覇を目指して永瀬拓矢九段(32)の挑戦を受ける、将棋の第74期ALSOK杯王将戦7番勝負第1局(静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」)は12日、47手目を先手の永瀬が封じて初日を終えた。

この日午前9時からの2日制で始まった対局は相掛かりに進行。マイナーな定跡に誘導してペースを握りつつある永瀬に対し、藤井が時間を使いながら手を考える展開で中盤の難所にさしかかっている。

藤井は4日に都内で行われた会見で、「後手番での戦い方をいろいろ模索していければ」と話していた。掛川での王将戦開幕戦は22、23年と連勝中。静岡県でのタイトル戦も過去7戦負けなし。そんな相性のいい地で迎えた今年最初の防衛戦で早速、その対応が試されている。

持ち時間各8時間のうち、初日の消費時間は永瀬が3時間35分、藤井が4時間2分。対局は13日午前9時に再開される。

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