起業家の安部敏樹氏が15日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。三菱UFJ銀行の貸金庫窃盗事件で元行員が逮捕された件で、「ずっと発覚しないまま続いていた可能性もあったんじゃないか」とコメントした。
この件は、貸金庫の利用者から昨年秋に「預けたものが減っている」などと相談が同行に寄せられたことから発覚。銀行側が元行員に確認したところ、盗んだことを認めて昨年公表していた。
安部氏は、「預けた側もずっとチェックしていないことがほとんど。となると、銀行の側がしっかりモニタリングしていますよと言わないと、今後貸金庫を利用する方々が非常に不安になってしまう」と話した。
逮捕された元行員はFXや競馬で多額の損失を出していたとされている。「投機性の高い投資とか、ギャンブルの損失補填(ほてん)とか、1回自分たちで損失が出てしまうと補填(ほてん)しない限りは生活が成り立たなくなる。いい人であったとしても、1度そういう状態になったらお金をくすねたいと思ってしまう」と続けていた。