元TBSのフリーアナウンサー佐藤渚(37)が15日までにインスタグラムを更新。苦労した長男の出産を振り返った。
佐藤は長男が3月で5歳になるため、昨年11月に七五三参りをしたことを報告。その際に撮した家族写真も公開し、「息子らしい愛嬌たっぷりのいい表情が沢山撮れて母は満足でした」とつづった。
その流れで「実は長男の出産はなかなかハードなもので、、、」と切り出し、「全身麻酔の中産まれてきたので、私は息子が産まれたことも、産声も記憶になく、麻酔から少し目覚めた時に、息子は救急車で搬送される直前でした」と第1子出産時を回想した。
「触ってもいいですよ!と言われて、保育器の中にいる息子に手を伸ばしたら、生暖かい腕が触れて、あったかい!と思った次の瞬間、別の病院のNICUへ運ばれて行きました」と、生まれたばかりの愛息との、つかの間の初対面についてつづり、「そこから4日間、息子と離ればなれになり会うことは出来ず、私ができることは初乳を搾ることのみだったので、助産師さんからもらった産まれたばかりの息子の写真を眺めて、泣きながら全然出ない乳を搾りました」と振り返った。
しかしその後「息子の状態は日に日に良くなり、私が転院して初めて会った日には、人工呼吸器も外れて無事抱っこすることが出来ました」という。こうした経験から「親として息子に望むことはただ一つ。心身ともに健康であること!当たり前のようで当たり前ではないからこそ、元気でニコニコ笑えていればそれで十分です」との思いをつづり、「息子が成人する時、また家族そろって笑顔で写真が撮れますように」と願った。
宮城県仙台市出身の佐藤は宮城学院女子大を卒業後の2010年にTBS入社。「女子アナの罰」などに出演していた。16年に元サッカー日本代表の柏木陽介氏(37、当時J1浦和)と結婚。その後、17年4月末に退社を発表した。20年3月に第1子長男、2023年3月には第2子次男を出産。昨年7月にSNSを開設。名古屋市に本社を置く広告代理店「東海アドエージェンシー」に所属し、フリーアナとして活動していくことを発表した。