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島田珠代「ま、バツ2ですしね」も“二刀流”に意欲「大谷翔平になれれば」

日刊スポーツ 2025年1月16日 14時18分

俳優木下桜(29)、吉本新喜劇の島田珠代(54)、NMB48水田詩織(26)が16日、大阪市内で「舞台小説 ついてる!~めぐりめぐる、おむすび~」(2月12~16日、COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール)の取材会に出席した。

演劇を見たことのない人々にも演劇に興味を持ってもらいたいという思いから始まった「関西の演劇界を元気にしたいプロジェクト」の第1弾。

孤独で寂しい思いを何度も味わった、木下桜演じる主人公稲葉花純が「運が“ついてる”“ついてない”なんて自分次第」と気づき、さまざまな人を巻き込んで生きていく群像劇。珠代は花純の叔母の恵、水田は同級生の長谷川すずを演じる。

木下は「自信がないタイプなので大丈夫かなという思いがあった。でも、初めて顔合わせをして、すばらしい役者さんのエネルギーを感じて、『この人たちに頼ろう』と思った。主演とかじゃなく、みんなが主演なのでフィーチャーしてほしい」と語った。

珠代は吉本興業関係者から「珠さんにええ役あるんですけど」とオファーを受け、「ふたを開けたら男運のない役でした。ま、バツ2ですしね」と自身の境遇と重ね合わせ苦笑い。

それでも、自身初のストレートプレーには「今回は完全に女優として挑んでいます」ときっぱり。新喜劇ではギャグ満載で、出てきただけで大爆笑の存在だが、「エンジンがかかるのをグッと押さえてます。違う私の岐路になれば。すごくありがたいし、大谷翔平になれれば」と新喜劇とシリアスの“二刀流”に意欲。「珠代も足並みをそろえられるんだ、実は女優なんだってところを見てもらえたら」と見どころを語った。

一方、水田も「しっかり演劇をするのは初めて」。

動物を観察するのが好きで、NMBでもたびたびゴリラのものまねを披露しているが、演出を務める福谷圭祐氏は「顔合わせの時に『ゴリラしかやったことがない』と不思議なことを言っていたので生かせないかと」とまさかの前向き発言。水田は「じゃ、今後のお稽古で」と笑った。

稽古については「難しい。皆さん、その道のプロの方なので、あまり経験がない私が入ると緊張する」と心情を吐露。初顔合わせで珠代が「皆さん、パンティーテックスはいてますか」とあいさつし、場が和んだことに感謝しながら「作ってくださる空気は勉強になるし、皆さんとすてきなものを作っていけるよう頑張りたいです」と意気込んでいた。

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