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蓮佛美沙子「魔法みたいな力がお菓子にはある」NHKドラマ「バニラな毎日」会見

日刊スポーツ 2025年1月16日 15時1分

女優蓮佛美沙子(33)が16日、都内で行われたNHKドラマ「バニラな毎日」(1月20日開始、月~木曜午後10時45分)の会見に出席した。

同名小説原作で、大阪の小さな洋菓子店の厨房(ちゅうぼう)で、五感を刺激するお菓子の魔法が、ささやかな幸せを生み出していくスイーツ・ヒューマンドラマ。主人公の白井葵役を演じる。

蓮佛は「この作品が好きすぎて、その思いの丈もいつか話したいんですけど」としつつ「生きているといろんなことがあって、自分で自分を許せないことだったり、きっとみなさんもそうだと思います。この作品は人生賛歌みたいなものだとも思っていて。私もこの作品に救われたので、1人でも多くの方にぜひ見ていただきたいです」と語った。

お菓子作りのシーンも実際に演じているといい「何とか全てできました。(具材が)あと1つしかない、とかありました。楽しくて大変な撮影でした」と笑顔で振り返った。お菓子の魅力については「ひとくち食べるだけで心が安らいだりとか、撮影中にクリスマスを迎えて、友達とケーキを買って食べたんですよ。その時になんてことない日常がケーキ1つでこんなに特別な日になるんだとあらためて実感して。そういう魔法みたいな力がお菓子にはあるなと思いました」と語った。

宿泊するホテルや現場でも入念に練習を重ねて撮影に臨んでいたという。これまでは自炊はするがお菓子経験はあまりなかったというが「どうしても自分がやりたいという思いがあった」と覚悟を決めて取り組んだ。「指導してくださる方たちがいつも『できるよ』『大丈夫』と言って励ましてくれる方たちで。空気やことばに左右されるタイプなので、ありがたかったです。モンブランはホテルで毎日絞っていて、何とか間に合わせましたね」と振り返っていた。

会見には永作博美と木戸大聖も登壇。木戸は顔合わせで好きなお菓子にミルクレープを挙げていたところ、撮影中に誕生日をホールのミルクレープで祝われたエピソードも明かした。「ミルクレープのホールとかあるんだと感動して。か今まで食べてきた中で本当にないくらいおいしくて。それで撮影を頑張っている部分もすごくありました。より好きになりました」と笑顔で語っていた。

ドラマは各話15分で全32話放送する。

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