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長嶋一茂が驚嘆「桐朋は偏差値73、74ないと…」米球界挑戦森井翔太郎の頭脳&能力を絶賛

日刊スポーツ 2025年1月17日 9時44分

元プロ野球選手のタレント長嶋一茂(58)は17日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、アスレチックスとマイナー契約を結んだ東京・桐朋高の森井翔太郎遊撃手兼投手(18)が、難関校に在籍しながらメジャー注目の存在となったことを踏まえ、その才能を絶賛した。

ドラフト上位候補ながら、直接米球界入りする異例の進路を選択した森井は15日(日本時間16日)、カリフォルニア州ウエストサクラメントで入団会見を行った。契約内容は総額で176万500ドル(約2億7300万円)で、球団の期待の高さを示した。

番組では森井の才能や選択を含めて、アスレチックスとの契約について報道。「日本のドラフトにかかってもおかしくないくらいの選手が、直で(米球界に)」と水を向けられた一茂は「また楽しみな人が出てきたなと、注目します」とした上で「すごいなと思うのは、まず桐朋高校。こんな私でも一応、受験戦争を経験しているので、知っている。桐朋はとんでもないところ。偏差値はたぶん、73か74ないと多分入れないところ」と、森井の文武両道ぶりを指摘した。

昨年、花巻東高から米名門スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手にも触れながら「今、『二刀流』というけれど、それは野球だけの話。でも彼らや、大谷選手もそうだと思うけど、彼らは英語もできるようになるし、大谷選手はボランティアもできるようになる。見えるところは(野球の)『二刀流』なんだけど、見えないところまでいうと三刀流、四刀流ともいえる。それくらいスキルが大きいということ」と、さまざまな能力を絶賛した。

また「僕らの時は、二刀流は無理だろうというのがほとんどだった。今までの方、私も含めてなんだけど、個人の才能を制約しすぎていた部分はあると思う」と持論を述べた上で「でも、これからの時代は個人の才能を制約してはいけないし、既成概念にとらわれてはいけない。もしかしたらサッカーのゴールキーパーはフォワードに回ってゴールを決める、みたいな時代もくる可能性もあるかもしれない。21世紀はそういうふうに見ていかないといけないと思いますよ」と語った。

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