作家の乙武洋匡氏(48)は17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災から30年となったことについて、思いをつづった。
「阪神・淡路大震災から大震災から30年。高校3年生だった私はテレビに映し出される映像に、身体障害者がいかに災害時には脆弱な存在となってしまうのかを思い知らされました」と、投稿した。
その上で「『自分の身は自分で守る』は、もちろん大切なこと。でも、障害者や高齢者、そしてお子さんなど、それが難しい人々も多くいます」と、自身の立場を踏まえながらつづった。「いざという時、ご自身やご家族の安全を確保したら、ぜひ『近所のあの人は大丈夫かな?』と思いを巡らせていただければ幸いです。そして、日頃からそんなコミュニティを地域で築いていけたらいいですよね」とも記した。
阪神・淡路大震災では、兵庫県を中心に甚大な被害が発生。6434人が命を落とした。