柄本佑(38)が20日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた米アニメ映画「野生の島のロズ」(2月7日公開)日本語吹替版完成披露試写会に登壇。
クリス・サンダース監督(62)から、キャラクターの直筆イラストを贈られ「手汗が、すごくって」と、描かれた紙の端を手で恐る恐る触った。
「野生の島のロズ」は、米国の作家ピーター・ブラウンによる16年「野生のロボット」をアニメ映画化した、ドリームワークス・アニメーションの最新作。綾瀬はるか(39)が演じる野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットの「ロズ」が偶然、見つけたガンの卵をふ化させ、生まれたひな鳥を「キラリ」と名付け、愛情が生まれ、動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく物語。キラリを鈴木福(20)が演じた。
サンダース監督が「少し時間があり、紙と絵の具があったので、キャラクターを描いて参りました」と言い、スタッフがイラストを持って来ると、綾瀬は「うれしい。すごい。ビューティフル」と喜んだ。同監督が「オークションサイトで、500円がつく程度です」とジョークを言うと、柄本は「(手汗が)しみちゃうのが嫌で」と、できる限り紙の端を触るよう、努めていた。
ロズをサポートするオポッサムの母親、ピンクシッポを演じる、いとうまい子(60)は「泣きそうですね。申し訳ないくらい」と、同監督に感謝した。