弁護士の紀藤正樹氏が21日までにX(旧ツイッター)を更新。死亡した元兵庫県議について「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などとSNS上で発信していた立花孝志氏について、「単に謝罪だけですむのでしょうか」と疑問を投げかけた。
紀藤弁護士は続けて、「企業の不祥事と同じ土俵で言えば公党の党首の責務として誤認した過程及びその理由、再発防止策を具体的に公表し謝罪すべき」とつづった。
亡くなった元兵庫県議は、斎藤元彦兵庫県知事への告発文書について調べる百条委員会の委員を務めていたが、SNS上での誹謗(ひぼう)中傷が相次いだため、昨年11月に議員を辞職した。
立花氏はこの元県議に関し、「兵庫県警から任意の事情聴取を受けていた」「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと相次いで発信。これに対し、兵庫県警のトップである村井紀之本部長が20日、「全くの事実無根」と異例のコメントを出していた。
これを受けて立花氏は、自身のユーチューブチャンネルで投稿した内容を訂正したうえで、謝罪していた。