米国の政治に詳しい中林美恵子早大教授が21日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。トランプ大統領が就任初日から大統領令を続々と出していることについて、「自分の目指す方向性を国民に意識づけている」と解説した。
今回出すとみられる大統領令は、100本を超えるとみられるている。前回は11本だった。
これについて、「1期目から学んだ部分が多いと思う。早くやった方が、効果が出るのも早い。中間選挙で議会を失うと何もできなくなる。法案はほとんど通らなくなる。最初はアマチュア的だから、そこまでの知恵がなかった」と中林氏は言う。
また、コメンテーターでジャーナリストの立岩陽一郎氏は、「トランプさん自身が準備している。8年前、自分が勝つとは思わなかった。8年前の演説は歴代政権の批判に終始していた。今回は具体的なことを言っている。考え抜いて言っている部分はあるんだろうという気がしている」と、やはり前回との違いを強調していた。