米国の政治に詳しい中林美恵子早大教授が21日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。米トランプ大統領の就任式の中で、バイデン前大統領が連邦議事堂から専用ヘリで去って行くシーンを見ながら、「負けた方が我慢するのが大事」と語った。
トランプ大統領はバイデン前大統領が飛び立つのを見送る前にガッツポーズをしてきびすを返した。「バイデン氏側からすれば、民主主義は権力の交代を平和裏に行うのが最大の大事な価値。自分たちは実行しなければいけないから、苦虫をつぶすような葬式にでも出るような、つらい思いで出て行った」と心境を分析した。
トランプ大統領は就任式の後の演説で早速、前任者のことや前政権をさんざん非難した。「それが本音だったと思います。ハッキリと物を言う人ですから」と苦笑いしていた。