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石田健氏「改めてメディアの影響を考える必要がある」中居正広の女性トラブルでフジテレビの対応

日刊スポーツ 2025年1月21日 12時50分

ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長のイシケンこと、石田健氏が21日、日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演。中居正広の女性トラブルとそれに関係したテレビ局の対応について、「経営陣の責任が大きい」と断じた。17日のフジテレビ港浩一社長の会見への取材を希望したが、断られたという。「港社長がクローズドの会見をやった。こういった対応が悪い方向へ進んでいる。経営陣は責任を持ってこういった問題に対して正面から説明する。アナウンサーや番組の出演者が矢面に立つ状況はおかしい」と述べた。

続けて、業界の体質も「ずっと、なあなあにやってきた部分があると思う。『我々はバラエティーだからしょうがない』とか『テレビだからそういうもんでしょ』『芸能だからそういうところ、あるよね』という感覚でずっとやってきた」と指摘。

そして「何となく時代の雰囲気に流された。『最近はコンプラ厳しいよね』というが、これは非常に表面的な発言。なぜ重視しなければ行けないのか。人権について考えなければいけないのか。外資(企業がコンプライアンスに厳しく)が言ってきて、それで何となくガイドラインを作っていてはダメ。関係者に問題があったら、それをちゃんと明らかにする。テレビ局の適切なガバナンスは何なのか。いったんゼロから考えなくちゃいけない」と話した。

さらに出演する側の立場として、「我々がここでしゃべっているということは何かに影響を与える。それを良い方向に使わなくちゃいけない。はたしてテレビの番組づくり、テレビでやっているやりとり、誰かのキャラ付け、イメージ付けが本当に社会にいい影響を与えてきたのか、社会を良くしてきたのか改めて問うて。その1歩が内部調査かもしれないですし、問題が起きたから対処しますという場当たり的なものではなく、改めてテレビ、メディア、新聞が社会に良い影響を与えるか考える必要がある」との持論を展開していた。

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