立憲民主党の有田芳生衆院議員は22日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、中居正広(52)をめぐる女性トラブルに関して私見をつづった。
「フジテレビと中居問題。僕が知っている女性タレントも中居被害を受けていた。TBSが調査に出たが、これは全局の問題であり、中居問題で終わらないだろう。度し難い」と、21日夜に投稿した。
中居のトラブルをめぐっては、フジテレビ社員の関与疑惑が一部週刊誌で報じられた。フジテレビの港浩一社長は17日の記者会見でこの報道をあらためて否定した上で、第三者の弁護士を中心とする「調査委員会」で、事実関係を調査する考えを表明した。
一方、TBSテレビは20日、「芸能関係者とテレビ局員の関係をめぐる一連の報道を踏まえ、TBSグループ人権方針にのっとり、実態を把握するための社内調査を始めている」と発表した。アナウンサーを含む社員を対象に、TBSのコンプライアンス部門が弁護士の助言を得ながら行うとし「問題が把握された場合には、適切に対処する」という。
日本テレビも21日、社内調査を行うことを発表。社員などが関わる番組の制作現場で、会食などの際に不適切な性的接触がなかったかどうか、外部の専門家も交えてヒアリングを行うとするなど、テレビ各局で対応に当たる動きが出てきている。