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サントリーホールディングスがパラスポーツの普及・振興のため奨励金2850万円支給

日刊スポーツ 2025年1月22日 16時38分

サントリーホールディングスは22日、パラスポーツの普及・振興や世界レベルの選手の育成・強化につながることを願い、障がい者スポーツ協会などが推薦するアスリートと、各協会または各協会が指定する競技団体などの活動を支援する「サントリー チャレンジド・スポーツ アスリート奨励金」の第3期採択先を発表した。

計57の都道府県・政令指定都市からアスリート76名と、障害者スポーツ協会または競技団体20団体に総額2850万円が支給される。この奨励金事業は22年9月にスタートし、昨年の第2期までに、のべ154名のアスリートと61の障がい者スポーツ協会または競技団体へ、総額5600万円の支援を行っている。

サントリーホールディングスCSR推進部の橋爪崇部長は「奨励金の取り組みをより多くの方々に認知していただけるように」と、陸上、トライアスロンでパラリンピック4大会出場の谷真海(42=サントリー)のプロジェクトのアンバサダー就任を発表した。

昨年2人目の子供を出産した後に現役復帰した谷は「東京パラリンピックを契機に選手たちを取り巻く環境は変わりましたが、パラスポーツムーブメント、パラバブルというものは落ち着いてしまったと感じ、危機感もあります」と説明した。その上で「ここで次の世代の背中を押してあげることが大事」とし、自身も「プレーイング・アンバサダーと思っています。トライアスロン連合の強化指定選手にも選ばれ、自覚を持ってランキングを上げていきたい」と抱負を語った。

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