タレント中居正広(52)が23日、芸能活動を同日付で引退するとファンクラブ向けのサイトで発表した。中居は、女性とのトラブル報道から、テレビ、ラジオの全番組レギュラーが消滅していた。
前日22日にはテレビ朝日系「中居正広の土曜日な会」(土曜午前11時30分)の終了が同局から発表されていた。同番組で共演していた社会学者の古市憲寿氏(40)はX(旧ツイッター)で中居から「おわび」があったと明かした上で、中居への説明を求めていた。
「言っていいのかわからないけれど、中居さん名義で、僕を含めた共演者には『お詫び』の連絡がきていました。たぶん本人が書いただろう、とても真摯な文面でしたが、そこにも一体、何があったのかは書かれていませんでした」と告白した。
そして「子どもの頃から、ずっとテレビの中にはSMAPがいました。『STAY』という曲にあるように、あと50年、60年はSMAPがいるんだと勝手に思っていました。解散後も、きっといつかはまた集まってくれるんだろうと期待をしていました。番組で作った『♪ピンポンパンポンプー』の仮タイトルは『BEST FRIEND』。あえて言わなかったけど、SMAPのメンバーのことを思って書いた物語です」と記述。
続けて「それがさ、こんな終わり方というのは、あまりにも悲しすぎる。せめて中居さんには、何があったのか、自分の言葉で説明して欲しい。SMAPは国民的スターだった。当然、そのリーダーも国民的スターだった。もしも国民的スターが、何かトラブルを起こして、テレビを去ることになるなら、きちんと『国民』の前で、自分の言葉で、何があったのかを語って欲しい。このままフェードアウトしようなんてずるいよ」と記していた。