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中居正広は「墓穴掘った」リスク管理専門家、芸能界引退の背景を「ミヤネ屋」で独自解説

日刊スポーツ 2025年1月23日 14時58分

女性とのトラブルを認めたタレント中居正広(52)が23日、同日をもって芸能活動を引退するとファンクラブ向けのサイトで発表したことについて、同日放送された日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜1時55分)に出演したリスク管理の専門家が中居が9日に発表したコメントの内容に触れ、「これで墓穴を掘った部分もある」と指摘した。

「ミヤネ屋」に出演したのは、企業のリスク管理に詳しい桜美林大の西山守准教授。中居が1月9日、個人事務所「のんびりなかい」の公式サイトで「トラブルがあったことは事実」と認めた上で謝罪した文書の中で、トラブルについては示談が成立しているとした上で「(示談によって)今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と記していた。

番組ではこの時の文書に触れ、MCのフリーアナウンサー宮根誠司が「9日から今日、急きょ引退表明ということなんですが、やっぱりご本人としてはフジテレビでどんどんスポンサーの方が降りていき、番組も降板になる、番組が終わると、影響がどんどん広がっていったというところで引退を決意されたんでしょうか」と、西山氏に問うた。

これに対し西山氏は「まさに、このタイミングだからこそという部分はあるんですが」とした上で、「そうであれば、9日に出した文書がもうちょっといいものであれば、こうはならなかったのじゃないかなと思っている」と指摘した。

「芸能活動を続けるとは言わずに、事実が明らかになるまで調査に協力して、それまでは芸能活動を休止します、というふうな言い方であれば、最終的に事実関係が明らかではないので、事実関係が明らかになるまで、先送りという言い方はよくありませんが、保留にはできたのではないかと思う。そういう意味では、ちょっと言い方は悪いですが、墓穴を掘ってしまった部分はあると思います」と述べ、9日発表の文書で芸能活動継続に触れた部分が、致命的だったとの認識を示した。

「中居さんがされたことは、恐らくなかなか厳しい状況に追い込まれざるを得なかったと思いますが、それでも、事実が明らかになる前にこのタイミングで(活動継続に触れる)というのは、やり方の部分にも不手際があったと思います」とも指摘した。

中居は、昨年12月の女性とのトラブル報道以降、テレビ、ラジオの全番組レギュラーが消滅していた。中居は23日正午に発表したコメントで、芸能界引退を発表。事務所「のんびりなかい」についても「残りの様々な手続き、業務が終わり次第、廃業することにします」とした。この日の発表に至った経緯については「私がこれまで携わらせていただきましたテレビ各局、ラジオ、スポンサーの皆さまとの打ち切り・降板・中止・契約解除等に関する会談がすべて終了」したことを、理由としている。

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