元NHKの大越健介氏は、メインキャスターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」（月～金曜午前9時54分）の23日の生放送で、芸能界を引退した中居正広氏の女性トラブルへの社員の関与が報じられたフジテレビの対応について、私見を述べた。
番組では中居の引退とともに、フジテレビが同日開いた港浩一社長らによる社員への説明会の様子を報道。説明会に参加したフジ社員が涙ながらに社長らの総退陣を訴えたことや、怒号が飛び交ったこととともに、17日の会見を「お粗末」と語っている社員の声も紹介された。
大越氏はこれらの報道後、「フジテレビの社員向けの説明会は、座席が足りなくなるほどに社内の強い怒りと懸念を表すものになりました。経営陣は社の内外からの厳しい声から逃げずに、今日の第三者委員会の設置を手始めとして、信頼回復の一歩を踏み出して欲しい、と、同じ放送人として切に願っています」と訴えた。