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芳根京子、出演映画で太鼓に初挑戦「ずっと手がテーピングだらけ」稽古量に松坂桃李も感嘆

日刊スポーツ 2025年1月24日 12時52分

女優芳根京子(27)が24日、都内で行われた、映画「雪の花ーともに在りてー」(小泉堯史監督)公開記念舞台あいさつに登壇し、初挑戦した太鼓と殺陣の撮影を振り返った。

江戸時代末期を舞台に、数年ごとに大流行して多くの人命を奪う天然痘と闘った1人の町医者の実話を描く物語。天然痘の絶対確実な予防法が異国から伝わったと知った福井藩の町医者・笠原良策を松坂桃李(36)が、良策の妻千穂を芳根が演じる。

芳根は同作で太鼓と殺陣のシーンに挑戦。どちらも初めてだったといい「殺陣では監督が『芳根京子はこんなもんじゃない』と言ってくださった。太鼓の稽古場にもたくさん来て見てくださって、モチベーションにつながっていました」と感謝した。

松坂は、芳根の太鼓シーンを振り返り「芳根さんが裏でどれだけ努力していたか。ずっと手がテーピングだらけで、ボクサーのテーピングみたいな…」と明かしつつ、「どれだけ大変なことだったのか肌で感じました。本番も圧倒されました。撮影が終わったとき、芳根さんが泣き崩れるようで…。お疲れさまでした」とねぎらった。

芳根は「あのシーンで(松坂演じる)良策さんの笑顔が見られてうれしかった。『私が笑顔にしたぞー』って思いました」とにっこり。今でも細長いものを持つと太鼓の感覚が思い起こされるといい「手首の角度がよみがえります。昨日撮影の現場で細長いものを2本持って、懐かしいなあと思いました」と場を和ませた。

蘭方医・日野鼎哉を演じた役所広司(69)も登壇。

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