東京都の小池百合子知事(72)が25日、都内で「TOKYO縁ジョイ! 2025東京都シニア・コミュニティ交流大会」に出席した。
都内在住の60歳以上を対象にした同イベントは小池氏の発案で開始され、今年が4回目。「カラオケ」大会のステージに登壇すると「コロナでずっとできなかったのですが、こうしてみなさんの歌声を聞けてよかったです」とあいさつし、客席から拍手が送られた。「ようやくみなさんが歌を歌えるようになって、歌は仲間もいるし、おなかから声を出すので健康にもつながる」とした。
また「カラオケだけでなく、囲碁、将棋、健康マージャンなどいろいろ種目があって、それぞれ都知事杯もやっています」とアピール。その上で「東京は3つの『C』を大切にしています。『Children』『Comunity』『Chojyu(長寿)』。特に日本は長寿の国で、こんなに素晴らしいことはない。それも、現役で長寿が大切。だからこのカラオケもみんなで楽しんで、おなかの底から声を出して、それが健康の秘訣(ひけつ)になってくれればと思います」と話した。
カラオケ大会には、日本歌手協会が関わり、今年の“縁ジョイサポーター”香西かおり(61)をはじめ、田辺靖雄会長(79)あべ静江(73)らも登壇した。
小池氏が自民党員時代に作詞した曲をあべが歌唱。そんなあべから「都知事は十八番がありますよね」に「いくつかは」と小池氏。MCの歌手合田道人(63)から「我々歌手協会で紫と言えば美空ひばりさんですからね」に客席から「歌ってください!」とリクエストされ、「川の流れのように」を日本歌手協会のメンバーと歌唱した。
歌唱後、「みなさんと歌えてよかった。歌でつながるのはいいですね」とほほ笑んだ。