元サッカー日本代表FW大久保嘉人氏(42)が25日放送のテレビ東京系「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」(土曜午前11時3分)内で、選手時代にすごいと思った日本人選手を聞かれ、中田英寿氏(48)の名前を挙げた。
この日は過去の収録の未公開カットを特集。昨年10月26日に放送され「秋の富士山!ぐるり一周対決」に出演した大久保氏が、佐久間宣行氏(49)から「選手としてやっていて、この人一番スゴいなって思ったのは誰なんですか」と質問を受けた。「日本でですか?」と聞き返してから「中田英寿さん」と返した。
伊集院光(57)が身を乗り出して「全然、違うんだ」と口を挟むと大久保氏は「全然違いますね」とあらためて語り「もう、体の強さもそうですし、1人だけパスのスピードとかも違うし、要求も違うし、こういう人が世界に行くんだ、って思いましたね」と素直に答えた。
伊集院は「へぇぇぇ~」と口を開けて、佐久間氏は「中田さんの見えている世界がヨーロッパでやっている世界だから、それについていけないけれど、それについていくと、もうゴールに近づいていく」と話すと、大久保氏は「そこが勉強になるなと思ったし、すごいなって最初に思いましたね」と話した。
さらに伊集院からは「あと思ったけど、国内でめちゃくちゃ活躍しているけれど、(日本)代表が海外(所属チーム)の人たちで埋まることがあるじゃないですか、ああいうときってどう思うんですか?」と聞かれた。
大久保氏は「国内組は悔しいですよ、やっぱり」と話した。伊集院から「Jリーグ組、なめてくださんなよ、ってなりますよね」と聞かれ、大久保氏は「そうなりますよね。めちゃくちゃ悔しいし、Jリーグの全チームの人たちがすごく悔しくて、どうにかしてJリーグを盛り上げるために、そこから出てほしいっていうのはあるんですけど、やっぱり海外組の選手と全然違って、ヨーロッパのスーパースターと試合をしてるんで、そういう人がきてももう怖くないんですよね。リーグ戦でやってるし。そういう経験もできるんで」と明かした。
スペインリーグの経験もある大久保氏は「芝生の下の土とか違うんですよ。日本は整いすぎて、きれいなんですよ」と環境の違いについても言及。伊集院から「日本のグラウンドの環境を悪くする?」と投げかけられ、大久保氏は「そうすね、ちっちゃいときから悪い中でやってる」と話すと伊集院は「バウンドなんかも変わりますよ、ということもできるんだ」。大久保氏は「そういうのも予測してできるんですよ」と話した。
伊集院が「奥、ふけぇな、やっぱ」と感激していると、佐久間氏は「オレ、今日、何の番組のトーク?」とおどけて話した。