米俳優ヴィン・ディーゼル(57)が、大規模な山火事の被害を受けたロサンゼルスを支援するため主演する人気カーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズ最新作をロサンゼルスで撮影することをインスタグラムで発表した。
01年に公開された第1作目の舞台はロサンゼルスで、今もファンたちの間では聖地として知られる。ディーゼルは、山火事後の地元経済を支援するため、現在撮影中のシリーズ最終章となる「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(23年)の続編の残りの撮影をロサンゼルスで行うと宣言。「ロサンゼルスはこれまで以上に、それを必要としている。25年前、『ワイルド・スピード』が始まった場所。そして今、ついに故郷に帰ってくる」とつづった。
妹役の女優ジョーダナ・ブリュースターと抱き合う場面写真を投稿したディーゼルは、7日に山火事がロサンゼルスを襲った後にブリュースターから連絡があり「続編の残りをロサンゼルスで撮影してほしい」と頼まれたと、経緯を説明している。続編は26年の公開を予定している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)