フリーアナウンサー有働由美子(55)は26日、MCを務めるテレビ朝日系「有働Times」(日曜午後8時56分)に生出演し、女性トラブルで芸能界を引退した中居正広氏(52)をめぐるフジテレビの問題について、同局が27日に開催する記者会見で求められることについて、私見を語った。
番組では、23日に行われたフジの社員説明会の内容を詳報。27日の記者会見に対して、社員から「一般感覚が著しく欠如している。もし失敗したら本当に後戻りができなくなるというのを、みんなとても不安に思っている。もっと若い一般感覚のありそうな人をオブザーバーとしてぜひ加えていただければ。同じような年代の方でやられても同じようなことが起きるという恐怖感です」「取材現場は半世紀以上にわたって、疑念が持たれる人たちに対しカメラの前で説明責任を果たすように繰り返し強く求めてきました。そのテレビメディアがカメラ会見をしなかったことで、報道機関として自殺をしたといわれています。次の会見では、説得に応じて会見に応じてくださった無数の方々に対して、謝る必要があると思います」などの声が出たことを伝えた。
「全役員、取締役総退陣。例えばですよ、日枝さんも含めて総退陣。そういうことを言ってアピールしてほしい」と、社内に強い影響力を持つとされる日枝久相談役(87)の進退に触れた声が出たとも報じた。
有働は、社員説明会などについて伝えたVTRの後で、「明日の会見ですが、何よりも被害を訴えている女性、そして視聴者に納得してもらえる内容なのかどうか。それができないと、スポンサーや株主、そして、あれだけの思いで伝えていた現場の人たちに理解を得るのは、難しいと思います」と指摘した。
その上で「信頼回復に向かえるのか、港社長たち経営陣が会見でどう臨むのか、注目していきたいと思います」とも述べた。