安田大サーカスのクロちゃん(48)が28日、都内で恋愛小説家デビュー記者会見を開いた。デビュー作「クロ恋。」(双葉社)を3月19日に発売する。
クロちゃんは、TBS系で22日に放送された「水曜日のダウンタウン」(午後10時)の企画「新春クロちゃんリアル人生すごろく」で、2年間も付き合ったアイドルグループ「都内某所」の元メンバーでタレントのリチ(28)にプロポーズしたものの、失敗に終わった。この日が放送後、初の公の場となったが「水ダウ」への感謝を通り越した怒りと“水ダウ恐怖症”とも言えるおびえぶりを露呈した。
クロちゃんは「結構、仕事が増えたのも『水曜』のおかげと言われるけど、毎回、捕まえられて-を繰り返され、いろいろなことをやられて頭がおかしくなりそう。ずっと腹が立っていた」と語った。
一方で、リチと付き合ったきっかけとなった企画「モンスターラブ」の22年12月21日放送回で、リチへの涙の告白が成功したことには感謝。「あれで付き合った後、初めて『水曜』のおかげで彼女できた。初めて、ありがとうございましたという気持ちになった」と振り返った。
ただ、その1週間後、企画で「土に埋められ、手足が壊死(えし)しそうな感じになって殺されかけた」と明かし「ありがとうという気持ちは1つもない」と豪語。「今回のプロポーズも、背中を押してくれて一瞬、ありがとうと思ったけれど、実際は地獄のようなバッドエンド。2度とありがとうとは思わない。あれがなかったら多分、ズルズル3~5年もいって結局、結婚しようかになっていたはず。あいつらのせいで、俺は別れたことになった。『水曜』のせい、完全に」とリチとの破局も「水ダウ」のせいだと豪語。
「指輪も買って…恥ずかしいだけ! あいつらの手は借りない! 恋愛は自分で絶対にします!」と誓った。
ところが、一部メディアから、今回の小説家デビューが、実は「水ダウ」のドッキリ仕込みじゃないか? と突っ込まれると表情が一変。「良くないよ、それだったら! 違うよね!? えっ、だったら『水曜』の文句言ったの、良くないじゃん! 1年かかったから、これ書くの!」と完全に声が裏返った。
「(本は)本当に出すからね! 『水曜』(の企画)だったら、指輪換金して! 『水曜』は答え合わせしないでオンエアするから。『水曜』と聞くと冷や汗かく…怖っ!」と大慌てした。
双葉社の関係者から「大丈夫です、出ると思いますから」と言われると、ようやくひと安心。「この1年間、言わなかったけど、最初の打ち合わせから、一番、うさんくさかったからね」と当該担当者を評して、笑った。そして「この本を買ってくれた子は、俺のこと好きなはず。その子と結婚します!」と宣言した。