お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(32)が28日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。ドジャース大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)について言及した。
水原被告に対し、ロサンゼルスの連邦地検は禁錮4年9月と釈放後3年間の保護観察処分、大谷への約1659万ドル(約25億7000万円)の賠償などを求刑した。23日(日本時間24日)、複数の米メディアが伝えた。
粗品は水原被告の一連の経緯を説明した上で「お兄ちゃんって感じ?」と切り出した。
続けて「何かねぇ、借金のこさえ方がギャンブルなんでね。やっぱこの直属感あるな。あんまいないですよ、事業やって失敗してとか会社やっててつぶれてとかで何億の借金を背負ったとかは山ほどいますよ。山ほどいますけど、それちゃうんねんな俺。借金の理由がギャンブルってのは、なかなかまた特殊なんでね。まぁちょっとこれからも動向を追っていきましょう」と語った。
水原被告は昨年3月の開幕戦前にギャンブル依存症であるとチームの前で告白し、大谷の口座から不正にお金を盗んだことが発覚して契約解除。裁判資料によると、同被告は21年11月ごろから昨年3月ごろにかけて違法スポーツ賭博で負けた額を取り返すために大谷の口座から約1659万ドルを盗み、胴元側に不正に送金していた。連邦地検との司法取引に応じて罪を認めており、2月6日に量刑が言い渡される。