フリーアナウンサー笠井信輔(61)が28日夜、インスタグラムを更新。女性トラブルを認めて23日に芸能界から引退した中居正広氏(52)に関する一連の問題について、この日「週刊文春」の電子版「文春オンライン」公式サイトが、自社の報道した内容を一部、訂正し、謝罪したことについて触れた。
「週刊文春」は昨年12月25日に「中居正広9000万円SEXスキャンダルの全貌 X子さんは取材に『今でも許せない』と…」と見出しを付けた記事を配信したが、28日までに訂正文を追加。「【訂正】本記事(12月26日発売号掲載)では事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていましたが、その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた』ということがわかりました。お詫びして訂正いたします。また、続報の#2記事(1月8日発売号掲載)以降はその後の取材成果を踏まえた内容を報じています」としていた。
前日27日から日が改まるまで行われた、フジテレビのやり直し会では、A氏が女性をトラブルが起きた中居氏の飲み会に誘ったか否かが焦点となった。社長を辞任した港浩一氏(72)は「女性と中居氏は仕事上で面識があった。さまざまな本人、中居氏へのヒアリングで、その日のできごとに社員は関与していないと判断した。食事会が業務として確定できるかは、その辺の背景は第三者委員会でしっかりと調べてほしい」と繰り返し主張も、メディア側からは怒号が飛び交い、荒れたものとなった。
笠井は「週刊文春が重大発表!」と題して投稿。「週刊文春はAプロデューサーが問題のあった日に2人の食事会に関与していたと言うのは誤りだったと訂正しておわびして謝罪しました つまりプロデューサーはその日、中居さんの食事会に女性社員を誘っていなかった 中居さんが直接女性を誘ったと言う訂正内容です」と概要を紹介。その上で「文春の第一弾報道直後に、フジテレビが、Aプロデューサーの当日の関与を全面否定して、大変批判をあびましたがその後の文春の第二弾で、中居さんが女性を直接誘ったことが明記され中居さん自身が『2人だけの問題』と発表して私は、当日、フジテレビのAさんは関与していないなと確信しました」と、当時の自身の心境をつづった。
そして、フジテレビのやり直し会見について触れ「港社長は昨日の記者会見で、改めて『当日、当該社員の関与はなかった』と、そこだけは、がんとしてブレずに主張して記者の皆さんから大変な反発をくらい会見が紛糾、荒れたものになりました」と指摘。「文春がこの修正記事をあと1日早く発表してくれれば、記者会見が揉めた要因の1つはなくなっていたのにと今更ながら残念に思います」と「週刊文春」への失望感をにじませた。
そして「大変大きな節目ではありますが今回の訂正記事で、フジテレビの名誉が挽回されたとまでは思いません 主張していたことの重要な1つはおそらく正しかったということ そして、ここから様々な改革 対策を練って発表してフジテレビは変わったと思ってもらい今日の富士山のように、時間がかかっても、再び晴天のフジの姿を取り戻してもらいたい」と古巣の再建に期待した。