ジャーナリスト田原総一朗氏(90)が29日までにX(旧ツイッター)を更新。ステージ4の膵臓(すいぞう)がんで闘病し、28日に原発不明がんのため67歳で亡くなった経済アナリスト森永卓郎(もりなが・たくろう)さんの訃報を受け、追悼した。
田原氏は「森永卓郎さんと最後にお会いしたのは8月29日ニッポン放送だった。僕が出演した番組の次の番組に出演の森永さんが『田原さんとは長い付き合いだけどサインもらった事ないから、ここにサインして』とおにぎりの入ったお弁当箱を持ってこられた。『俵むすび弁当にサインする田原さん』とおっしゃって皆を笑わせてくれた」と、著名人の“ダジャレサイン”蒐集をライフワークとしていた森永さんとの最後のやり取りを記し、「よく意見はぶつかったが、ぶつかる事で色々教えられた。非常に存在感のある人だった」としのんだ。
森永さんは28日午後1時33分、原発不明がんのため、自宅で亡くなった。67歳だった。この日、所属事務所が発表した。葬儀は近親者のみの家族葬で執り行うという。