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【韓国】また飛行機事故 離陸準備中に後部で出火 176人全員が非常脱出

日刊スポーツ 2025年1月29日 11時41分

韓国でまた、飛行機事故が起きた。28日に南部の釜山(プサン)の金海(キムヘ)空港で離陸準備中だったエア・プサン(釜山)航空機で火災が発生した。韓国複数メディアが報じ、搭乗した乗客169人と乗務員など7人の176人全員が脱出した。

釜山消防本部によると、午後10時26分ごろ、金海空港の駐機場で離陸を準備していたエア・プサンABL391便の航空機の後尾部分から火災が発生したという通報が入った。旅客機は午後10時55分ごろ、香港に向けて出発する予定だった。

朝鮮日報によると「乗客169人と乗務員6人、搭乗整備士1人が非常脱出用スライドで避難し、午後11時の段階で3人が避難中に擦り傷などの軽傷を負って病院に運ばれた」という。

消防当局は午後10時38分ごろから消火作業に入った。炎は機体の後尾から胴体方向に拡大する状況だったというが、火災発生から約1時間後の午後11時31分ごろ、完全に鎮火した。

韓国では昨年12月29日、南西部の地方空港、務安(ムアン)国際空港で乗客乗員計181人を乗せたタイ・バンコク発の済州(チェジュ)航空機が着陸中に、バードストライクで滑走路を離脱し壁に衝突、機体が炎上。179人の死亡者を出している。

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