お笑いコンビ、パックンマックンの「パックン」ことパトリック・ハーランが29日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故について、点検の重要性を力説した。
現場での映像を見ていたパックンは、「毎日全国民がお世話になっている道路で突然陥没するのを、一般の人で防止できることはあまりない。当局頼みになる。マイクロ波とか電磁波とか使って調査して3年前に異常なしと出ている。下水道管が破損して空洞が3年間でできるというのは怖くなる。調査の頻度を上げて再発防止に努めてほしい」と語った。陥没した現場は、約3年前の調査では以上なしとされていた。
国土交通省のホームページによると、年間1万件など起きる道路陥没事故のうち、下水道管の破損が原因とされるのは約2600件と最も多い。インフラとして整備された下水道管の耐用年数は、50年とされる。全国に約49万キロもあるが、20年後に耐用年数を超えるのが約20万キロもあるという。
「点検より、陥没した後の復旧作業とか経済損失の方が大きい。お金を充てるなら点検の方が安上がり」と、パックンは提案していた。