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浜田敬子氏、自身への誹謗中傷あっても「なるべく見ないように」&スクショ 対策法を明かす

日刊スポーツ 2025年1月29日 15時17分

元AERA編集長の浜田敬子氏は29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、兵庫県の斎藤元彦知事をめぐる疑惑告発問題で県議会調査特別委員会(百条委)の委員を務めた竹内英明元県議が死亡した問題を受けて、コメントした。

この日は、竹内元県議と同僚だった丸尾まき兵庫県議がリモートで生出演した。丸尾氏は、問題を追及していた竹内元県議がSNSなどによる誹謗(ひぼう)中傷を受けて苦しんでいた様子を明かし、自身も同様の状況にあったと述べた。竹内元県議は、斎藤氏が知事選で再選された翌日に県議を辞職した。選挙戦で真偽不明の情報が拡散されるなどし、家族に危害が及ぶことを防ぎたいという内容を、周囲に語っていたとされる。竹内元県議は今月、亡くなった。

浜田氏は竹内元県議が置かれていた状況の説明を踏まえ「SNSをめぐっての誹謗中傷は私の友人も受けているし、私自身、テレビで発言すると受けることがあります」と打ち明けた。「私はなるべく見ないほうにしているが、友達から『すごいことを言われている』と教えてもらうと、私の場合は全部、名誉毀損(きそん)に当たるようなものや、脅しのようなものは証拠になるようにスクショをとってもらうように、友達にお願いしている。自分で見ると、精神的に追い詰められる」と、自身の対応策を明かした。

また「さらに(SNS以外にも)リアルな電話や、自宅に来られるというのは恐怖心が全然違う」と竹内元県議や丸尾氏を気遣い、「議員の方は自宅を事務所といっしょにされている方もいる。本当に竹内さんはお気の毒だと思いますし、丸尾さんも被害にあわれていると思う。正当な政治活動をやった結果、こういうことになるのは本当に許しがたい」と、怒りをにじませた。

丸尾氏は「私も、百条委員会の中でしっかり調査をしていたつもり。百条委自体が知事をおとしめたというような言われ方をしているが、ミッションに沿って丁寧に調査をしてきた中で、さまざまな批判を受けた。電話もメールもたくさん来たし、本当にしんどい時期がありました」と振り返った。最近は「落ち着いてはきましたが、抗議電話は1日に何回か届くことがあります」と述べた。

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