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テレビ大阪社長、社員の人権に対する取り組みを再通知 出演者のハラスメントにも「詰めていく」

日刊スポーツ 2025年1月29日 15時45分

テレビ大阪の品田卓社長(63)が29日、大阪市の同局で新春社長会見に出席し、人権侵害に対する社内の取り組みについて語った。

品田氏は27日から28日未明に行われたフジテレビの会見について「企業経営として、コンプライアンスは重要と痛感した」と感想を述べた。

フジテレビの一連の騒動を受け、テレビ各局では社員の人権に対する調査が進んでいる。同局では、昨年春にテレビ大阪グループ人権方針を策定しており、品田氏は先週半ばにグループ各社全スタッフに向け、改めて社内通報規定の周知徹底を行ったと説明。「アナウンサー、性別に限らず、全社員に人権侵害がないようにと思っている。社内社外を含めて、健全に安心して働ける環境をつくるのが1番重要だ」と語った。

フリーアナウンサーの生島ヒロシ(74)が人権方針に反する重大なコンプライアンス違反があったことを理由に、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)を27日限りで降板したが、出演者によるハラスメントが発覚した場合の対応については「コンプライアンス局が詰めていくことになると思う」と話すにとどめた。

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