元TBSのフリーアナウンサー吉田明世(36)が28日放送の日本テレビ系「上田と女がDEEPに吠える夜」(火曜午後11時59分)に出演。痴漢被害の体験談を明かした。
吉田は「今となっては、すごい自意識過剰だったと思うんですけど」と切り出し「高校生の頃はすごくビビリで、電車の中にいる男性の動向をすごいチェックしちゃってたんですね。怪しい人いないか、みたいな。一人、すごい視線を感じる人がいたのでちょっと怖いなと思ったら、私の最寄り駅で同じく降りて、そのあと誰も行かないような道を後ろから付いてきたんですよ」と話した。
「当時駅前のケンタッキーでバイトしてたので、このまま家に行くのはまずいと思ってそのビルに入って、事務所に助けを求めようと思って行ったらビルの階段にも付いてきたんですよ、後ろに」と該当の男性が駅ビルに尾行してきたとし「階段ってグルグル回るじゃないですか。死角になる瞬間があるので、足音が聞こえてきて付いてきた!ってわかった瞬間、バッと後ろを振り向いたんですよ逆に。そうしたら、相手もすごいびっくりして逃げていって。身を守れた瞬間でした」と機転を利かせ、難を逃れたという体験を語った。
その後「満員電車に乗っていて、私は降りないんですけどその人が降りる瞬間に、胸をわしづかみにされたんですよ」と電車内での痴漢被害を告白し「その後、そのままその人降りて行っちゃってえ?何が起きたんだろう?みたいな。もう後ろ姿しか見えないので『あの人が!』と言う隙もなくドアが閉まる。人が降りる瞬間も気は抜けないんだな、っていうのを実感した瞬間でしたね」と話すとMCのくりぃむしちゅー上田晋也(54)「うわぁ…、そうなんだ」と顔をしかめた。
吉田アナは「誰がどういう行動を取るかわからないので。結構今、スマホとかずっと見てるじゃないですか、電車の中で。なるべく電車の中とかでも夜遅い時とかは、周り見て降りた方がいいなと思いました」と注意を呼びかけた。