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天月、ツアーファイナルで初の野音ワンマンをサプライズ発表「宝物になるような思い出を」

日刊スポーツ 2025年2月2日 9時41分

YouTubeチャンネル登録者数が200万人を超える歌手の天月-あまつき-(年齢非公表)が1日、東京ガーデンシアターで「Winter Tour 2024-2025『ラスト・フレグランス』」のファイナル公演を行った。

ライブは24年12月にリリースした最新アルバム「ラスト・フレグランス」1曲目の「UpStart」で幕を開けた。「ここが終着点、最高の1日にしましょう~!!」と呼びかけ、ボルテージは一気に最高潮。「にゃんでぃ」では、キレッキレのダンスをしていた猫の着ぐるみの正体が、同曲のレコーディングに参加した少年Tだったというサプライズで盛り上げた。

動画共有サイトで10年に「歌ってみた」投稿を開始し、アーティスト活動15周年を迎えた。「たくさん悩んで、前作からたった2年だけど、やりたいことがやれたアルバムでした」と吐露。超学生、kainと、同アルバムにコラボ参加したアーティストたちとセッションを行い、浦島坂田船のセンラとは「フラフラ」「スターマイン」をパフォーマンスした。

本編最後の曲には「CELEBRATION」を選んだ。「月っていうのは太陽に照らしてもらって光るから、皆さんの光で照らしていただきたい」と告げ、客席からのスマートフォンのライトを浴びた。アンコールに入ると「ここで重大発表があります」と切り出した。

「5月10日、日比谷野外大音楽堂で、初の野音をやらせてもらいます!」と発表。天月として初の“野音”ワンマン決定に、会場は歓喜にわいた。アンコールを含め、最新アルバム収録の16曲とライブ定番曲の全25曲を披露。「アルバム発売から2カ月、人生で一番濃い時間になったと思うくらいすてきな時間でした」と話し、全国6都市を巡ったツアーのファイナルを締めくくった。

5月10日のワンマンライブ(午後5時30分開演)は「ぼくの色。」と題して開催する。15周年を超えた新たなスタートを野外ステージで迎える。天月は「これまで紡いできた歌声の全てを、そして僕自身のありのままの姿を、たくさんの『ぼくの色』として皆さんに届けたい。喜びも、痛みも、希望も、全ての色が混ざり合って生まれる音楽を、この場所で分かち合えたら、最高です。一生の宝物になるような思い出を作れることを心から楽しみにしています」と意気込んだ。

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