自民党の小泉進次郎元環境相（43）は、2日に放送されたBSテレ東「日曜サロン」（日曜午前9時30分）に出演し、昨年初めて出馬して敗れた自民党総裁選について「出る前には見れなかった政治のある意味、権力闘争の苛烈さ。この、今までとは違う世界を見たのは間違いなく自分に生きています」と強調した。
総裁選への再出馬について問われると、否定はしなかった。
昨年9月の総裁選には過去最高の9人が立候補。進次郎氏は第1回投票で国会議員票はトップだったが、党員票を含めた全体では3位で、決選投票に進めなかった。
司会者から、総裁選に出てよかったかと問われると「結果は総合3位ということで実りませんでしたが、出なければ見れない景色が見えました」と述べた。総裁選を「政治の世界の、いちばん厳しい戦い」と表現し「すべてをかけなければ出られないし、仲間がいないと総裁選には出られませんから」とも語った。
「頂点にはのぼれなかったが、次の機会があればまた挑戦していくということですね」と確認されると、「そうですね」と答え「その機会があった時に、引き続き支えようと思ってくれる仲間を…。自分がそう思っていただけるような政治家であり続けなければいけませんから、努力します」と語った。