NHK連続テレビ小説「おむすび」で、ヒロイン米田結（よねだ・ゆい）を演じる女優橋本環奈（26）が3日、同局を通じ、母親役への思いを打ち明けた。
橋本演じる“平成ギャル”のヒロイン結が、栄養士となって現代人の問題を「食の知識とコミュ力」で解決する平成青春グラフィティ。結は佐野勇斗（26）演じる翔也と結婚。娘の花を育てながら、管理栄養士として大阪の総合病院で働いている。
橋本は逆プロポーズのシーンについて「実は段取りの時点ですごく泣いてしまって『感情がたかぶりすぎてやばい！』と本番まで少し静かに過ごしていたら、はやちゃん（佐野）にいつもと違うと思われていたみたいです（笑い）。そんな本番では、翔也の覚悟の目を見てすごくうるっときたのが印象的でした」と振り返った。
母親役には「新鮮です」ときっぱり。花を演じる宮崎莉里沙（8）とは、TBS系ドラマ「王様に捧ぐ薬指」で姉妹役を演じたこともあり「以前、姉妹役で共演したことがあるので、今回は親子！？ という驚きが」と笑い飛ばしながらも、「母らしい立ち回りをしないと親子に見えないんじゃないかと思っていましたが、莉里沙ちゃんが現場で私たちを『ママ』『パパ』と呼んでくれるおかげでやりやすく、本当にありがたいですね」と感謝。
続けて「演じる上では『自分より子供優先』ということを念頭に置いて、どんなシーンでも心の中で花を想うようにしています。そうすることで無意識に行動に出ることがあるかもしれないと思っています」と話していた。