一昨年7月から病気療養中で、昨年8月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん(27)が3日、インスタグラムを更新。1日に都内で開催した自身初のフォトエッセー「透明を満たす」(講談社)の発売記念イベントの来場者に感謝した。
「先日『透明を満たす』発売記念イベントを行いました。直接本をお渡しし、感想を伺うこともでき、会場はあたたかい言葉や優しさに溢れていました。ご来場の皆様、そしてご尽力いただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました」と感謝した。
続けて「全ての言葉に心を込めて書きました。最後まで読んでくださったら嬉しいです。#透明を満たす#渡邊渚」と締めくくり、著作を手に白のワンピース姿でほほ笑む写真をアップした。
渡邊さんの投稿に対し「無理せずに、心穏やかにお過ごしくださいね」「いい笑顔です!最高」「応援しています」などと書き込まれていた。
同作は初のフォトエッセーは5万字超のオール書き下ろしと、80ページにわたるグラビア撮り下ろしで構成されている。帯には「病や逆境があったって、私は人生を諦めない」とあり、「まえがき」には、渡邊さんが本書を執筆した理由が書かれている。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)との闘病を公表している渡邊さんは、その引き金となった「雨の日」についても言及。入院するまでの経緯、療養中についても赤裸々につづった。
また、昨夏のパリ五輪へ大好きなバレーボールを現地観戦した経緯などにも触れている。章の最後には、病気になったことについて、現在の率直な思いを打ち明けている。
グラビアパートでは、ボディーラインが浮き出るニットや、チューブトップの衣装で笑顔の写真が公開されている。
慶大卒の渡邊さんは20年にフジテレビに入社。アナウンサーとして「めざましテレビ」や「ぽかぽか」などの人気番組を担当していたが、23年7月から体調不良で療養。病名は公表していなかったが、昨年10月1日の投稿で「PTSD」を患っていたことを公表。今年2月から公式ホームページと公式メンバーシップ「Lighthouse」を開設する。