演歌歌手の吉幾三(72)が5日、東京・明治座で「吉幾三特別公演」のゲネプロを公開した。
自身2年半ぶりとなる明治座公演。東京・人形町が舞台の人情喜劇で、主演ながら自ら原案と音楽を担当した。
7日に迎える初日を前に報道陣の取材に応じ、「まだせりふが入っていないのでたどたどしいけど、いろいろ助けてもらっています」と語った。さらに「歌があまり好きじゃないので、そこが心配」と冗談を飛ばし、笑いを誘った。
見どころを問われると「サンバです。私が出ていないところが見どころです」と笑った。続けて「親子愛や兄弟愛、それを周りが助けてくれるという人情喜劇。笑って泣いていただきますので、ハンカチを忘れずに持ってきてください」と呼びかけた。
芳本美代子(55)前田耕陽(56)らも出演する。