地域政党「再生の道」代表の石丸伸二氏(42)が6日、都内で会見を行った。都議会議員候補の公募について、現時点での進捗(しんちょく)状況を説明した。
前回の会見で、最終面接で石丸氏が1対1で面接を行うと発表していたが、今回新たに面接官を募集すると発表。4つの条件を明かした。
石丸氏は面接官の役割について「審査ではなく、あくまで採点は私。一緒にそばにいてもらって議論を盛り上げる」とし、面接が終わった後の意見交換も行うとした。
▽面接官の募集要項
(1)選挙区ごとに16歳~24歳を対象として公募。※18歳未満は保護者の了解が必要。
(2)50人以上の団体の代表経験者(生徒会長等)を優遇。
(3)日当1万円(交通費等込み)を支給。
(4)募集期間は2月7日~3月2日まで。結果発表は3月11日。
石丸氏は広島・安芸高田市生まれ。京大卒業後、メガバンク勤務を経て、2020年の市長選で初当選。20年8月、買収事件で公選法違反に問われ実刑判決を受けた河井克行元法相から現金を受け取ったことを認めた前市長の辞職に伴う市長選だった。昨年7月の都知事選では、現職の小池百合子氏に次ぐ約165万票を集め、次点だった。
◆前回(1月15日)会見要旨
▽多選の制限 2期8年を上限。全42選挙区での候補者擁立を目指す。
▽選考過程 書類審査(エントリーシート、基本情報、キャリア情報、都議選情報)、テスト、面接の3段階選考。面接は石丸氏と1対1で15分ほど。2次選考の結果からYouTubeなどで公開。エントリーは2月16日まで。
▽政策 統一した政策には明言せず「各候補者が各選挙内で主張すべきことを主張する」。