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丸岡いずみ、水原一平被告側の主張を疑問視「そんなロジック成り立つ?」量刑言い渡しを前に

日刊スポーツ 2025年2月6日 18時20分

フリーアナウンサー丸岡いずみ(53)は6日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演し、ドジャース大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)に対する量刑言い渡しが現地時間の6日(日本時間7日)に言い渡されるのを前に、明らかになった水原被告の主張内容に、強い疑問を示した。

水原被告に対して、ロサンゼルスの連邦地検が禁錮4年9カ月と釈放後3年間の保護観察処分、大谷への約1659万ドル(約25億7000万円)の賠償などを求刑したと先月23日(日本時間24日)、複数の米メディアが報じた。水原被告側は連邦地検との司法取引に応じて罪を認めているが、被告側が求めたのは禁錮1年6カ月への減刑で、検察側とは大きな開きがある。これに関して水原被告は1月23日付の書面で「(大谷を)近くで支えるために高額な家賃を支払う必要があった。過酷に労働環境にあった」などと業務内容の大変さなどを主張し、生活の困窮からギャンブル依存上になったと釈明。米連邦検察は「証拠に基づいていない」と反論する書面を裁判所に提出するなど、検察側と弁護側が異例の応酬となっている。

丸岡は、水原被告の主張について「仮にそうだったにしても減刑の理由としては、私は弱いのではないかと思う」と指摘。「低賃金で激務だったから、生活が苦しい場面もありましたというのは分かる。それを受け入れたとしても、生活が苦しかったので人のお金を盗みました、だから減刑してくださいねというロジックって、成り立つのかなと。日本の裁判所で、そういうことを言っても心証的には悪くなるだけなのではないか」と疑問を唱えた。

これに対し、リモート出演した国際弁護士の吉田大氏は「アメリカの弁護士は、クライアントのために、目の前の事実を最大限使って、最大限の弁護をする。フリードマン弁護士としては、フリードマン弁護士としての仕事をする中で、このような議論を展開する」と、やり手で知られる水原被告の代理人、マイケル・フリードマン弁護士に触れた。一方で「逆に言うと、もっとましな議論があればそれを展開する。このような事実関係しかなかったというのは、ひとつあると思います」と分析した。

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