日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2025年 第49回エランドール賞」授賞式が6日、都内で行われ、阿部サダヲ(54)が「お祝いゲスト」として三たび登場した。
1度目は、テレビ部門のプロデューサー奨励賞をTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」が受賞した際、主演俳優としてサプライズ登場した。スピーチでやや滑り「もう少しウケると思ったんですけど…。出直してきます!」とステージを去った。
将来有望な俳優に贈られる「新人賞」で、河合優実(24)が選ばれると再登場。「ふてほど」で父娘役を演じた縁で再びマイクを握り「阿部サダヲです。出直してきました」と、ひと笑い取った。直前に高橋文哉(23)のゲストで駆けつけた田中圭(40)が「(賞を)とると思ってました」とスピーチしたのを“丸パクリ”し「とると思ってました」と河合を祝福した。
続いて同賞に選ばれたのは水上恒司(25)。水上が「おそらくあの方かなあ」と予想した通り、またもゲストは阿部サダヲ。映画「死にいたる病」でダブル主演を務めた。
阿部はいったん登壇した後「ちょっとよくないなあ、これ。一応サプライズってことになってるじゃないですか。出直します」と引っ込み、水上に「テーク2」を要求。再登場にしらじらしく驚く水上に「ちょっと天候が荒れて、来るかどうか迷ったんだけどね。来られてよかった」と芝居で返した。
“阿部サダヲ劇場”で盛り上げたが「やっぱり恒司、驚けないよね」と、最後は自らオチをつけた。続く新人賞・趣里(34)のゲストは阿部ではなく、朝ドラ「ブギウギ」で共演した柳葉敏郎(64)だった。