元テレビ朝日社員の玉川徹氏は7日、コメンテーターを務める同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)のエンディングで、放送中の自身の発言について訂正、謝罪した。
番組ではこの日、ドジャース大谷翔平選手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われた水原一平被告(40)が、米カリフォルニア州の連邦地裁から禁錮4年9カ月、大谷への約1659万ドル(約25億7000万円)の賠償などの量刑を言い渡されたことを速報した。玉川氏はその中で、解説で出演した国際弁護士の吉田大氏に「この量刑というのは、日本と比べるとどうだろうと考えた」「日本ならこの金額では初犯でも実刑になるのではないか」とした上で、吉田氏に「アメリカでは執行猶予はないのですか。日本なら、懲役5年未満なら執行猶予がつくことがありますが」と述べた。これに対し、吉田氏が「金額が大きい場合では、執行猶予は現実ではない。(執行猶予の)仕組みはあります」などと応じた。
番組終了直前、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一から「玉川さん」と指名された玉川氏は「執行猶予がつくのは刑期が5年未満の人が多い、という話をしたんですけれど、正確には正しくは、3年以下でした」と訂正。「訂正して、謝罪いたします」と述べ、カメラに向かい頭を下げた。