立憲民主党の小沢一郎氏は7日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、森友学園問題での財務省決裁文書改ざんをめぐり、大阪高裁が先月30日、1審での関連文書の不開示決定を取り消す判決を出したことを受け、政府が最高裁への上告を断念したことについてコメントした。
政府の上告断念を受け、改ざん問題を苦に自ら命を絶った、畿財務局職員だった赤木俊夫さんの妻、雅子さんが開いた記者会見について報じたネットニュースを引用。森友学園をめぐるさまざまな問題が、第2次安倍政権で起きたことを念頭に「総理と周辺がやらかした権力の私物化を隠蔽するために、国家公務員が公文書を改ざんしたり、証拠隠滅したり、大臣が国会でひたすら虚偽答弁を繰り返したり、挙げ句、捜査機関もまともに捜査しなかったりと、そんな12年間。自民党が選挙で負けたから、上告断念。政治の浄化のためには政権交代が不可欠」と、厳しく断じた。