女優の松たか子(47)とSixTONES松村北斗(29)が7日、都内で映画「ファーストキス 1ST KISS」(塚原あゆ子監督)初日舞台あいさつに登壇した。
坂元裕二氏(57)が脚本を手がけた同作は、事故で夫を亡くした主人公の硯(すずり)カンナ(松)が、夫と出会う直前にタイムトラベルし、15年前の夫(松村)にもう1度恋をするオリジナルラブストーリー。
初日を迎えた松は「本当に幸せに思っていますし、見た直後のみなさんにお会いできて感激しています」と喜んだ。松村は「最初に台本を読んだ時、客観的にものすごい感動して、ものすごい魅力を感じたことを覚えています」と回想。「今、みなさん(観客)の顔を見ると最初に台本を見た時と同じような反応な気がして。これから日を追うごとにSNSなのか、街角で言っていただけるのか分からないけど…なんかどこかで感動の声が聞けたら、最初に自分が見た気持ちとリンクしているのかもなって思って。そんなことが増えていくのかなとワクワクしている初日です」と胸の内を明かした。
松と松村は、共演やプロモーション活動を通じたお互いの印象についてトーク。松は、松村について「私の駄目なところをどんどん引き出していく方です」とし「私の人間的欠陥をどんどん引き出していくんです」と打ち明けた。
これについて松村が「思ったより隙のある方なんだなと日に日に思いました。松さんからしたらそれが欠陥なのかも知れないし、僕からしたら愛嬌(あいきょう)のある隙のある方なんだなと」と解説を始めると、リリーフランキー(61)は「どういう所に隙があるの? 俺もそこに詰め込まなきゃ」と興味津々。松村は「ついつい、半分イジったような会話とかできちゃう。たまにボケっとしていたり…。ちがいますか?」と確認すると、松は「その通りです。こんなリラックスしてやって良いのかなというくらい、ボロボロボロボロ…」と信頼関係をのぞかせた。